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クロロメチルメチルエーテル

クロロメチルメチルエーテル (chloromethyl methyl ether) とは有機化合物の一種で、示性式が ClCH2OCH3 と表される無色の液体。略称は CMME。 化学反応式上では MOMCl とも略される。
有機合成において、アルコール (ROH) あるいはフェノール (ArOH) のヒドロキシ基をメトキシメチル基 (-CH2OCH3、MOM と略される) で保護する際に 試薬として用いられる。まず塩基でアルコールをアルコキシドとし、そこへクロロメチルメチルエーテルを加えると SN2反応によりメトキシメチル保護を受けたアルコールが得られる。

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メトキシメチル基は酸により脱保護される。

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クロロメチル化の試薬、イオン交換樹脂や
プラスチックの製造にも用いられる。

取扱い上の注意

クロロメチルメチルエーテルは、多くのアルキル化剤同様発癌性がある。この発癌性の本体は、分解によってわずかにできるビス(クロロメチル)エーテル ( ClCH2OCH2Cl)であるともいわれる。
沸点が低いため、必ずドラフト内で扱い吸入を避ける。また分解を避けるため、冷蔵保存すべきである。 それでも古いものは分解して塩化水素などを発生し、内圧が上がっていることがあるため、瓶を開栓する際には注意が必要である。(参考文献:Merk Index 13th ed.,2165)

販売について

様々な受託合成をこなしてきた中で、クロロメチルメチルエーテルは弊社の製品として代表的な品目です。
スタンダードな自社規格94%UP品をはじめ、96%UP品更にハイグレード品など、様々なお客様のニーズにお応えします。
製品形体としては、試薬ビン、樹脂缶、ドラムなど様々な対応が可能です。